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2026/06/26

自己紹介が苦手でも大丈夫。AIがあなたの強みを言葉にしてくれる

筆者/喜多 辰徳

「何をされている方ですか」。交流会や商談の席で、こう聞かれて言葉に詰まった経験はありませんか。実力はあるのに、自分のことになると急に説明が下手になる。これは多くの個人事業主に共通する悩みです。

実は、この「自己紹介」こそ、AIがいちばん得意とする仕事のひとつです。この記事を読めば、あなたの経歴をもとに、相手の記憶に残る自己紹介文をその場で作る方法がわかります。


なぜ自己紹介はAIが得意なのか

自己紹介がうまくいかない原因は、話し方ではありません。自分の強みが自分では見えていないことにあります。

長く続けてきたこと、よく人から頼まれること。こうした要素は、自分にとっては当たり前すぎて「わざわざ言うほどでもない」と感じてしまいます。けれども、初対面の相手にとっては、それこそが知りたい情報です。

AIは、あなたのこれまでのやり取りや経歴を客観的に読み、あなたが見落としている価値を拾い上げて言葉にしてくれます。強みは、たいてい自分が地味だと思っている部分に眠っているのです。


まずはこれ。コピペで使える基本プロンプト

難しい準備はいりません。お使いの対話型AIに、まずはこの一文を送ってみてください。

私の経歴・これまでの会話をもとに、ビジネスシーンで刺さるエレベーターピッチを作って

普段からそのAIと会話していれば、これまでのやり取りの中から、あなたが当たり前すぎて気づいていない経歴や強みを拾って形にしてくれます。初めて使うときや、会話の少ないAIの場合は、この一文に続けて、自分の経歴を箇条書きで添えると確実です。

・職業や事業の内容

・これまでやってきたこと

・よく人から頼まれること

・誰に向けた仕事か

これだけで、AIが伝わる形に組み立ててくれます。


ワンランク上げる追加指示

最初に出てきた文章が少し物足りないときは、注文を足していきます。AIとの会話は、何度でもやり直せるのが利点です。

・30秒ほどで話せる長さにしてください

・専門用語を使わず、中学生でもわかる言葉にしてください

・もっとやわらかい印象にして、最後に質問を一つ加えてください

相手や場面を伝えると、さらに精度が上がります。たとえば「相手は地元の飲食店の経営者です」と添えるだけで、その人に響く言葉を選んでくれます。


場面ごとの使い分け

同じ経歴でも、伝える場面によって最適な自己紹介は変わります。一度作っておけば、場面に合わせて手早く調整できます。

・商談前:相手の課題に自分がどう役立てるかを、一文で伝えます

・交流会や名刺交換:短く印象に残る一言を中心にまとめます

・SNSのプロフィール欄:検索されたい言葉を入れた文章に整えます

それぞれ「この場面用に作り直して」と頼めば、AIが書き分けてくれます。


出てきた文章の磨き方

AIの文章は、そのまま使う必要はありません。最後は自分の手でひと整えします。

・盛りすぎていないか確認します。事実と違うことは必ず消します

・自分が普段使う言葉に置き換えます。読み上げて違和感のない表現にします

・いちばん伝えたい一文を、最初に持ってきます

AIが作るのはあくまで土台です。その土台に自分の言葉を重ねることで、はじめて「あなたの自己紹介」になります。


よくある質問

Q. AIに渡す経歴は、どこまで詳しく書けばいいですか

A. 箇条書きで十分です。職業、続けてきたこと、得意なことの3つがあれば、AIは十分に組み立てられます。

Q. 個人情報をAIに入れても大丈夫ですか

A. 氏名や住所など、外に出したくない情報は入れない方が安心です。職業や実績など、名刺やSNSに載せている範囲の情報にとどめるとよいでしょう。

Q. どの対話型AIを使えばいいですか

A. 普段使っているもので構いません。無料で使える範囲でも、自己紹介文づくりには十分対応できます。

Q. 出てきた文章が自分っぽくないと感じます

A. 「もっと素朴な言い方で」「堅い表現をやわらかく」と注文してください。何度かやり取りするうちに、自分の声に近づきます。


まとめ

自己紹介が苦手なのは、話し方の問題ではありません。自分の強みが自分では見えていないだけです。次の3つを押さえれば、明日の場から変わります。

・経歴やこれまでの会話をもとにAIに作ってもらう

・場面と相手に合わせて長さと言葉を調整する

・最後は自分の言葉でひと整えする

うまく語る技術より先に、あなたの中にすでにある価値を、まず言葉にしてみてください。


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