採用動画を作りたい。そう思っても、見積もりを見て止まってしまうことがあります。本格的な制作会社に頼めば、数百万円の世界です。そこまでの予算は組めない、という話で終わってしまいます。
先日、AI-Brainが自社のアニメーション動画を公開しました。全編AIで作った30秒の動画です。あの記事では作り方を書きましたが、今回は買い方をお伝えします。
採用向けの動画であれば、18万円から始められます。この記事では、最初の1本にどの長さを選ぶのか、料金と期間はどうなるのか、そして向いていない会社はどこかまでお伝えします。
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最初の1本は、短いほうがうまくいきます
18万円で作れるのは、15秒の動画です。短すぎると感じるかもしれません。ただ、自社で1本作ってみて、はっきりしたことがあります。長い動画ほど伝わる、ということはありません。
前回の記事では、AI-Brain自身のアニメーション動画を公開しました。30秒、ナレーション付きで、撮影のためにカメラを回すことは一度もありませんでした。工程も、使っているAIも、苦手なことも書いています。

(前回の記事:全編AIで作った30秒アニメ動画を公開|制作の裏側と使い道)
動画を長くすると、入れたいことが増えます。会社の歴史も、事業の全体像も、代表のメッセージも入れたくなります。ところが見る側は、そこまで待ってくれません。求人を探している人がスマホでたどり着いた1本なら、なおさらです。
短い動画は、伝えることを絞らざるを得ません。この「絞る」という作業が、実は動画づくりでいちばん効きます。何を捨てるかを決めた動画は、見た人の記憶に残ります。
15秒と30秒、どちらを選ぶか
15秒は、スマホで見つけてもらうための尺です
15秒の動画は、主にスマホで見られることを前提にしています。SNSのタイムラインを指でスクロールしている人に、手を止めてもらう。役割はそこです。
伝えることは1つに絞ります。「若手が育つ会社だと知ってもらう」「こういう仕事をしている会社だと気づいてもらう」。それくらいの粒度です。
置き場所は、SNS広告、採用ページの先頭、求人情報に添えるショート動画などです。会社紹介や商品PRの入門としても使えます。
30秒は、仕事や会社を説明するための尺です
30秒あると、伝えることを3つまで載せられます。仕事内容と、職場の雰囲気と、会社の強み。この3点を詰め込みすぎずに並べられるのが、30秒という長さです。
採用動画や会社紹介の標準的な尺でもあります。採用ページ、会社説明会、商談の場、Webサイトのトップなど、置き場所も広く取れます。
前回公開したAI-Brain自身の動画も30秒でした。夜の日本列島を映すところから始まり、地方の風景に切り替わり、最後にメッセージで締める。ここまでを30秒に収めています。
迷ったときの3つの分かれ道
どちらにするか決めきれない場合は、次の順に考えていただくと整理しやすいです。
・どこで見てもらうかで決めます。SNSのタイムラインで見つけてもらうなら15秒、採用ページや説明会でじっくり見てもらうなら30秒です
・いくつ伝えたいかで決めます。1つに絞れるなら15秒、3つ載せたいなら30秒です
・採用が目的なら、応募を考える前の人に見つけてもらう15秒、応募しようか迷っている人に見てもらう30秒、という分け方もできます

料金と制作期間
料金は動画の尺で決まります。いずれも税別です。
・ショート動画プラン 15秒 180,000円
・スタンダードプラン 30秒 300,000円
制作期間は、どちらも1ヶ月から1ヶ月半ほどです。
60秒のプレミアムプラン(750,000円)もご用意していますし、それを超える尺も別途ご相談に応じます。ただし最初の1本としては、15秒か30秒をおすすめします。長い動画は、作る側にも見る側にも負担がかかるからです。
なぜこの価格で出せるのかは、後半の「先に線を引いておきます」でお伝えします。修正の範囲と回数を先に決めていることが理由です。
まずは採用広報から考えると分かりやすいです
求人票に書けないものを、動画で埋めます
求人票に書けることには限りがあります。仕事内容、勤務地、給与。そこまでは書けても、職場の空気や、入って3年でどう変わるのかは、文字にしづらい部分です。
動画では、こうしたテーマを扱えます。
・仕事の1日紹介
・若手社員の成長ストーリー
・会社の雰囲気紹介
・よくある不安への回答
・採用SNS用のショート動画
AIで作るため、社員に出演してもらう必要がありません。撮影の日程調整も、顔出しの相談もいりません。人手に余裕がない会社ほど、ここは効いてくると思います。

もう1つの使い道は、認知拡大とブランディングです
会社や商品を知ってもらうための使い方です。会社紹介動画、商品やサービスの説明動画、お客様の声をストーリーにしたもの、展示会やイベントで流す動画などがあります。
画風は会社に合わせて変えられます。前回の記事で紹介した建装Plus様の「ケンソウプラスPV」は、昭和のヒーローアニメ調で1分12秒。YOU-I JAPAN様の「Intro Animation」は、落ち着いた現代アニメ調で58秒です。同じ作り手が、同じ工程で作っています。
この2本は事業案内として尺を取っていますが、採用向けの最初の1本であれば15秒か30秒で十分に伝わります。尺は目的で決まり、画風は会社で決まる、と考えていただくと分かりやすいです。

台本が決まるまでが本番です
制作は、お客様から見た流れで8つのステップに整理しています。
・ヒアリング(目的と強みを確認します)
・訴求ポイントの整理(何を伝えるかを決めます)
・台本と構成案の作成(内容を事前に確認します)
・台本の確定
・絵コンテ、漫画コンテの制作
・初稿の提出 ・納品前のチェック
・納品と活用のご提案
重要なのは4番目です。ここで台本が確定します。その手前までは内容そのものを変えられますが、確定したあとに大きく方向を変える場合は、別途費用が必要になります。
理由は単純で、台本が決まってから映像の生成が始まるからです。ここを何度でもやり直せる前提にすると、この価格と納期では出せなくなります。
御社にお願いするのは、要所での確認だけです。専門知識は必要ありません。

先に線を引いておきます
直せるもの、直せないもの
修正しやすいのは、次のような箇所です。
・セリフとテロップ
・ナレーション原稿
・会社情報と商品情報
・投稿文 ・軽い構成の調整
一方で、次のような修正は難しくなります。
・AIで生成した人物の顔を完全に同じにすること
・手指や道具の細部を直すこと
・実在する現場や商品を完全に再現すること
・生成済みの映像の一部だけを自然に変えること
・大幅な方向転換
18万円から出せているのは、この線を先に引いているからです。修正の範囲と回数に上限を置かなければ、価格も納期もこの水準にはなりません。ここは正直にお伝えしておきます。

向いていない会社もあります
次のような場合、このサービスは合いません。
・高級感のあるブランド映像を求めている
・実在する社員に密着した動画を作りたい
・細部まで何度も修正したい
・AI生成特有の表現の差を許容できない
・採用の成功や売上の保証を求めている
最後の1点は特に大事なところです。動画を作れば応募が来る、とは申し上げません。動画は、伝わっていなかったものを伝わる形にするための道具です。
逆に向いているのは、採用広報や会社紹介をこれから始めたい会社、求人票やテキストだけでは魅力が伝わっていないと感じている会社、撮影や顔出しの負担を減らしたい会社です。

よくある質問
Q. 18万円に含まれるのは、どこまでですか。
A. 15秒の動画1本です。ヒアリング、訴求ポイントの整理、台本、コンテ、映像の生成、納品までが含まれます。台本確定後の大幅な変更は別途費用となります。
Q. 15秒で本当に伝わりますか。
A. 伝えることを1つに絞れば伝わります。会社の全部を15秒に入れることはできません。「若手が育つ会社だと知ってもらう」のように目的を1つ決めてから作ります。絞りきれない場合は30秒をおすすめします。
Q. 台本を大きく変えたくなったら、どうなりますか。
A. 台本が確定する前であれば、内容そのものを変えられます。確定後の大幅な変更は別途費用となります。だからこそ、台本の段階でしっかり見ていただく作りにしています。
Q. 前回の記事にあった30万円と、今回の18万円は何が違いますか。
A. 尺の違いです。30万円は30秒プラン、18万円は新しく用意した15秒プランです。値下げではなく、まず1本試したい場合の入口を増やしました。
Q. 60秒以上の動画も作れますか。
A. 作れます。60秒はプレミアムプランとしてご用意しており、それを超える尺は別途ご相談ください。ただ、1本目から長い尺に挑むより、15秒か30秒で手応えを確かめてからのほうが失敗が少ないと考えています。
まとめ
AI-Brainの動画制作について、採用向けの始め方をお伝えしました。要点は3つです。
・採用向けの動画は、15秒プランの180,000円(税別)から始められます
・最初の1本は15秒か30秒で十分です。15秒は応募を考える前の人に見つけてもらう役、30秒は仕事や会社を説明する役です
・直せる範囲と、向いていない会社を先にお伝えしたうえで作り始めます
まずは1本、御社の伝えたいことを使える形にしてみませんか。お見積もりとご相談は無料です。
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