朝、仕事を始める前に、メールを開いて、カレンダーを確認して、チャットの未読をのぞいて、やることリストを見返す。一つひとつは1分もかからないのに、全部終える頃には頭が少し疲れている。そんな朝を過ごしていないでしょうか。
この記事では、その巡回作業をClaude Codeに「おはよう」のひと言で肩代わりさせる方法を、プログラミングをしない人向けに紹介します。
▼記事を3分で理解できる!マンガ風スライドはこちら
「おはよう」のひと言で、朝の巡回が判断に変わる
やり方はとてもシンプルです。Claude Codeに「おはよう」と入力すると、あらかじめ決めておいた項目をまとめて集め、その日の全体像を一つの画面に並べてくれます。今日の予定、返信が必要な未読メール、やり残したタスク、天気。バラバラのアプリを行き来していた作業が、ひと言で終わります。
筆者自身も、毎朝の最初の一手をこの「おはよう」に固定しています。使ってみて一番効いたのは、時間の短さそのものではありませんでした。「何か見落としていないか」という朝の不安が減ったことです。

朝に何度もアプリを巡回していたのは、効率のためというより、抜け漏れが怖かったからだと気づきました。集める作業をAIに任せると、残るのは「今日まず何に取りかかるか」という判断だけになります。巡回が判断に変わる。これが一番の変化でした。
作り方は「日本語で書くだけ」— コードは要りません
この仕組みは「スキル」と呼ばれる機能で作ります。難しく聞こえますが、やることは、やってほしい内容を日本語で1枚のファイルに書くだけです。プログラムのコードは書きません。
たとえば、こんな内容を用意します。
---
name: ohayo
description: 「おはよう」と言われたら、その日の予定・未読メール・やること・天気を一つにまとめて表示する
---
「おはよう」と入力されたら、以下を集めて1画面にまとめてください。
・今日のカレンダーの予定
・未読メールのうち、返信が必要なものだけ
・やり残しているタスク
・今日の天気(傘が必要かどうか)
最後に「今日まず取りかかるべきこと」を1つだけ選んで教えてください。書いてあるのは、指示の言葉そのものです。「予定を集めて」「返信が必要なものだけ」「まず取りかかることを1つ選んで」。この日本語の指示書が、そのままスキルになります。エンジニアでなくても書ける、というのはこういう意味です。
人の真似で終わらせず、自分の仕事に合わせて育てる
このやり方の本当の価値は、完成品をそのまま使うことではなく、自分の仕事に合わせて項目を足していけることにあります。
筆者は営業の現場で使うために、標準の予定やメールに加えて、返信が来ていない案件のフォロー漏れ検知、その日の商談準備、進行中の案件の進捗確認といった、自分の仕事に直結する項目を足しています。さらに先日は、パソコンのストレージ残量が少なくなったときだけ知らせる項目も加えました。異常があるときだけ表示されるので、普段は画面が長くなりません。

大事なのは、他の人のスキルをそっくり真似ることではありません。あなたが毎朝いちばん気にしていることは何か。それを1項目ずつ足していくと、自分専用の朝のブリーフィングに育っていきます。
外部ツールとつなぐときの、ひとつの注意
便利さを感じ始めると、もっと多くのツールとつなぎたくなります。ここで一つだけ、立ち止まってほしい点があります。
外部ツールと連携する方法には、公式が用意したものと、有志が作った出所のはっきりしないものが混在しています。とくに商談の記録や顧客情報のような、外に出してはいけない情報を扱うときは、「誰が、どういう仕組みで作ったのか」がわからない連携は使わないほうが安全です。

筆者も先日、ある文字起こしツールとの連携を検討しました。全自動でつなぐ方法もありましたが、作者もライセンスもはっきりしないものだったため見送り、代わりに、自分の手でファイルに書き出したものだけをAIに読ませる方法を選びました。少し手間は増えますが、機密が外に漏れる心配はありません。便利さと安全は、きちんと天秤にかける価値があります。
よくある質問
Q. プログラミングの知識がなくても作れますか?
A. 作れます。やってほしいことを日本語で書くだけで、コードは書きません。まずは予定とメールの2項目だけ、といった小さな形から始めるのがおすすめです。
Q. どんなツールと連携できますか?
A. カレンダーやメール、チャット、タスク管理など、連携の仕組みが用意されているツールとつなげます。連携していない項目は自動的に飛ばされるので、最初は身近なものだけでも十分に使えます。
Q. うまく動かない項目があるときはどうなりますか?
A. 動かない項目があっても、他の項目はそのまま表示されます。全部が一度に止まることはないので、動く範囲から少しずつ育てていけます。
Q. 機密情報を扱うときに気をつけることはありますか?
A. 顧客情報や商談内容のような機密を扱う場合は、出所のわからない連携方法を避けることです。手元で書き出したファイルを読ませる方法なら、情報が外に出ません。
まとめ
朝の情報巡回は、一つひとつは小さくても、積み重なると集中力を削る名もなき負担です。Claude Codeの「おはよう」スキルは、その集める作業を肩代わりし、あなたには判断だけを残します。
作り方はコードではなく日本語の指示書1枚で、しかも自分の仕事に合わせて育てられます。まずは2、3項目の小さな形から試してみてください。安全を確かめながら、少しずつ広げていきましょう。
▼3分で理解できる!マンガ風スライドはこちら
AI活用について、社内でどう進めるべきか迷っていませんか? AI-Brainでは、中小企業向けに30分の無料相談を実施しています。 まずはお気軽にご相談ください。
AI活用を一緒に考える(無料30分)
人気の記事
キーワードから探す
#ホームページ制作
#音声モード
#社内研修
#Antigravity
#未来予測
#note
#AI検索
#SNS
#自己分析
#業務の棚卸し
#Obsidian
#Codex
#Google Workspace
#Images 2
#Skills
#AIエージェント
#Grok
#補助金
#AI-Brain
#Notta
#文字起こしツール
#画像生成
#ClaudeCode
#アプリ
#Gem
#Claude
#自治体事例
#Gemini
#Nanobanana Pro
#Local AI 北陸
#子ども
#インタビュー
#企業事例
#プロジェクト
#スライド
#Nano Banana Pro
#GPTs
#NotebookLM
#イベント
#セミナー
#ニュース
#活用例
#料金
#プロンプト
#セキュリティ
#設定
#ChatGPT
#アンケート