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2026/06/21

Claude Code「Artifacts」は自分のプランで使える?

筆者/喜多 辰徳

「Claude Codeに新機能Artifacts登場。作った資料やダッシュボードを、リンク1つで共有できる」。ある朝、そんな投稿がSNSに流れてきて、思わず手が止まった方も多いのではないでしょうか。

便利そうだと感じた一方で、「Team/Enterpriseで提供」という一言に、「結局これは会社契約向けで、自分には関係ないのでは」とモヤモヤした方もいるはずです。

この記事では、話題の機能があなたのプランで使えるのか、使えないなら代わりに何ができるのかを、はっきり線引きしてお伝えします。


そもそもClaude Codeの「Artifacts」とは何か

Artifactsは、2026年6月18日にAnthropic社が発表した、Claude Codeの新しい機能です。ひとことで言うと、Claudeに作業させた成果物を、そのまま見られるWebページにして共有できる仕組みです。

これまでは、作ったレポートやダッシュボードを人に見せるには、どこかに公開する作業をするか、別のサービスに貼り付けて渡す必要がありました。Artifactsはその手間をなくし、プライベートなURLを1つ発行して、そのリンクを渡すだけで相手に見てもらえます。しかも内容を更新すると、同じURLのページがそのまま新しくなり、過去の状態に戻せる履歴も残ります。

ここで一度落ち着いて確認したいのが、「では、これは誰が使えるのか」という点です。


結論:Claude Code版は今のところ法人プラン限定です

先に結論をお伝えします。今回発表されたClaude Code版のArtifactsは、TeamプランとEnterpriseプランの利用者向けに、ベータ機能として提供されています。つまり、個人で契約するFree・Pro・Maxの各プランでは、この「Claude Codeから直接リンク共有する」機能は現時点で使えません。

使うための主な条件は次のとおりです。

・TeamまたはEnterpriseプランであること

claude.aiにログインした状態で使うこと

・共有できる範囲は同じ組織のメンバーだけで、外部の人には公開できないこと

「Team/Enterpriseで提供」という表記は、まさにこの条件を指しています。個人事業の方が「自分は対象外かも」と感じたのは、勘違いではなかったわけです。ただし、ここで諦めるのは早すぎます。


個人プランでも「リンク共有」自体はできます

実は、Artifactsには大きく2つの入口があります。1つが今回話題になったClaude Code(ターミナルやデスクトップアプリ)からの入口、もう1つが、以前からあるClaude(claude.ai)のチャット画面からの入口です。

そして、チャット画面のArtifactsは、Free・Pro・Maxを含むすべてのプランで使えます。さらにこちらは、組織の外の人でも見られる公開リンクを作れます。Claudeに「この内容をArtifactにして」と頼み、公開の操作をすれば、リンク1つで誰にでも共有できます。

整理すると、入口によって使える人と共有範囲が変わります。

・Claude Codeから作る場合:TeamとEnterpriseのみ。共有は組織の中だけ。

・Claudeのチャットから作る場合:すべてのプランで利用可。公開リンクも作れる。

つまり、個人事業や非エンジニアの方が「リンク1つで資料を渡したい」と考えているなら、その願いはチャット版で今日からかなえられます。話題のニュースで取り残された気持ちになる必要は、まったくありません。


個人事業の現場での使いどころ

たとえば、顧問先や取引先に毎月渡している報告資料を、PDFの添付からリンク共有に切り替えるだけでも、日々のやり取りは軽くなります。修正のたびに作り直して再送する手間が減り、「どれが最新か」という確認のラリーも起きにくくなります。

簡単な集計表や、提案内容を見せるための1枚ページ、チェックリストなども、チャット版Artifactsなら言葉で頼むだけで作れます。エンジニアでなくても、いつもClaudeに文章を頼んでいる延長線でできることばかりです。


よくある質問

Q. Claude CodeのArtifactsは無料プランで使えますか。

A. 使えません。現時点ではTeamとEnterpriseプラン向けのベータ機能です。

Q. ProやMaxでは、まったく使えないのですか。

A. Claude Codeからの機能は使えませんが、Claudeのチャット画面のArtifactsは使えます。こちらは公開リンクも作れます。

Q. 作ったものを社外の人に見せられますか。

A. Claude Code版は同じ組織の中だけです。社外に見せたい場合は、チャット版で公開リンクを作るか、もとのファイルを受け取って直接渡す方法があります。

Q. そもそもClaude Codeとは何ですか。

A. Anthropic社が提供する、文章作成やデータ整理などをまかせられる作業用のAIツールです。もともとは開発者向けですが、用途は広がっています。

Q. 個人事業で今すぐリンク共有を始めるには、どうすればよいですか。

A. claude.aiのチャットで作りたいものを頼み、できあがったArtifactを公開する操作をして、リンクを相手に渡すだけです。


まとめ

今回の要点は次の3つです

・話題のClaude Code版Artifactsは、今のところTeam・Enterpriseの法人プラン限定のベータ機能です。

・個人で使うFree・Pro・Maxでも、Claudeのチャット版Artifactsなら使え、公開リンクも作れます。

・「リンク1つで資料を共有したい」という目的なら、個人事業でも今日から実現できます。

まずは、いつも使っている報告資料の1つを、Claudeのチャットでリンク共有に置き換えてみてください。

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