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電気工事のプロが生成AIと向き合った2時間|米沢電気工事 社内勉強会レポート

筆者/喜多 辰徳

2026年3月10日、米沢電気工事株式会社の社内プロジェクトメンバーを対象に、生成AI勉強会を実施しました。社員10名・取締役1名、計11名が参加。講師は株式会社AI-Brain代表取締役社長の柏野真吾が務めました。


開催概要

  • 日時:2026年3月10日(火)13:30〜15:30

  • 参加者:社員10名・取締役1名 計11名

  • 講師:柏野 真吾(株式会社AI-Brain 代表取締役社長)


セミナーで扱った内容

参加者のツール使用状況は、Copilotが全員、ChatGPTとGeminiがそれぞれ半数程度。「使える状態にはなっているが、どう使うかがわからない」という段階からのスタートでした。


当日は以下のテーマを中心に進みました。

  • AIツール・市場動向の全体像(ChatGPT・Gemini・Claude・Copilot等)

  • 画像生成の実演と著作権リスクの解説

  • プロンプト設計の基本(役割の付与・手順の明示・出力形式の指定)

  • 業務フロー全体へのAI組み込み方

  • NotebookLM:自社資料だけを参照するチャットボットの構築

  • 採用面接へのAI活用(スキルマッチ度・カルチャーフィット度の数値化)

なかでも参加者の関心が高かったのは、業務フローへの組み込み方です。「課題設定→情報収集→整理要約→企画書ドラフト→ブラッシュアップ」という流れ全体でAIを活用するモデルを提案。情報収集・要約・ビジュアル化はAIに任せ、判断・創造の部分は人が担うハイブリッドの考え方を示しました。


質疑応答より(抜粋)

  • ハルシネーション(AIの誤回答)を防ぐには?

複数ツールに同じ質問をして矛盾を確認する、出てきたキーワードを検索で裏付けを取る、プロンプトに「わからない場合はわからないと答えてください」と明記する、の3点が有効です。

  • 社内データをAIに入力するリスクは?

無料プランではデフォルトでAIの学習に使われる設定のため、設定からオフにすることが必須です。「完全なセキュリティはどのツールでも保証されない」という前提のもと、リスクとコストを天秤にかけて会社として方針を決めることが重要です。

  • 電気工事業に特化したAIツールはあるか?

現時点で業界を変えるほどのツールはまだ出ていません。設計図から材料リストの自動作成・発注書の自動生成といった開発は進んでいますが、今は書類作成・情報収集・提案書などの周辺業務からの活用が現実的なステップです。


参加者の声

アンケートでは、回答者7名のうち6名が「大変満足した」と評価しました。

「AIの進化や可能性を聞いてわくわくしました。今日できないことが明日できているということが印象的でした」

「なかなかAIに関して詳しく聞く機会がなかったのでとても勉強になりました。他の作業にも活用していきたいです」

印象に残った内容として最も多く挙げられたのは「生成AIの活用事例」(6名)、次いで「ハルシネーションの起きる仕組み」(3名)でした。


便利そうで終わらせず

勉強会の最後に取締役から示されたのは、「業務棚卸をおこない、各ツールの最適な使い方を決める」という明確な次の一手でした。AIは知るだけでは何も変わりません。「わくわく」を実務の「使える型」に変えるところまでが本当のゴールです。

AI-Brainでは、社内勉強会の実施から業務棚卸・ツール選定・プロンプト設計まで一貫してサポートしています。まずは30分の無料相談からお気軽にどうぞ。

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