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2026/01/11

地方経営者こそ国の方向性を読む。NotebookLMで施策資料をサクッと整理する方法

筆者/喜多 辰徳

国の施策資料は「有益」なのに、読み解きが難しい

補助金・規制・人材育成・セキュリティなど、国の方向性は地方企業にも確実に波及します。問題は、会議資料のPDFが長く、忙しい経営者が“全体像”を掴む前に離脱しがちなこと。そこで役に立つのが、NotebookLMでのスライド化です。要約スライドで俯瞰し、必要な箇所だけ原文に戻る。これが最短ルートです。

今回の例は、日本成長戦略会議資料「分野横断的課題への対応の方向性」(2025年12月、内閣官房)です。
元PDF:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/kaigi/dai2/shiryou2.pdf


NotebookLMで「サクッと把握」する手順(3ステップ)

Step1:元PDFをNotebookLMのソースに追加
Step2:「スライド資料」を生成
Step3:まずは冒頭5枚だけ見て、論点の地図を作る


冒頭5枚で全体像が一気に見える

「日本の未来を拓く、8つの挑戦」:何を柱に成長を狙うかの全体地図。

「成長の停滞」:課題設定を“壁”として提示し、危機感を共有。

「8つの戦略的アプローチ」:新技術、人材、スタートアップ、金融、労働市場、家事負担、賃上げ環境、サイバーの8本立て。

「挑戦① 新技術立国・競争力強化」:投資・生産性・シェアなど論点が具体化。

「主な取組」:研究開発税制、投資促進など“施策の方向性”が見える。

続きはこちら(スライド版PDF):https://x.gd/RVjBA


重要:スライドだけで意思決定しない

NotebookLMのスライドは便利ですが、要約は条件・例外・対象範囲が落ちやすい。特に数字、定義、制度の適用要件は“原文にしかない”ことが普通です。だから、興味のある分野は必ず元資料に戻り、該当ページで裏取りしてください(スライド=入口、原文=確証)。


地方経営者が次にやるべき「現実的な一手」

最後に、行動へ落とします。おすすめはこの3つだけ。


1)8分野から自社に関係が深いものを2つ選ぶ(例:人材育成/サイバー)
2)原文で「要件・支援策・スケジュール」を確認する(気になる箇所だけでOK)
3)今期の施策を1つ決めて、小さく実装する(研修、採用、投資計画、規程整備など)

国の方向性は、読めた企業から先に動けます。まずはNotebookLMで全体像を掴み、原文で確証を取り、自社の一手に変換していきましょう。

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