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2026/01/20

【広告会社必見】2026年の観光プロポーザルを生成AIで予測する方法(石川県×全国比較)

筆者/喜多 辰徳

観光プロポーザルは、公示から締切までが短く、企画を磨く時間を確保しにくいのが実情です。締切までに「調査→企画→検証→資料化」を仕上げ切れず、各社の提案が似てしまうことも少なくありません。

だから広告会社が狙うべきは、来そうな要件を先に仮説化し、提案の型を前倒しで用意して勝率を上げることです。

本記事では、過去3年の公示から頻出ジャンル(ワード)を抽出し、全国傾向とのタイムラグを手掛かりに、2026年に増えそうな仕様の仮説を作る手順を解説します。


【この記事でできること】

□ 石川県の観光系プロポーザル(2023/1/1〜2025/12/31)から、頻出ジャンル(ワード)を抽出する。

□ 全国(地方)の観光系プロポーザルと比較し、石川県とのタイムラグ(先行/遅行)を推定する。

□ タイムラグから、2026年以降に石川県で公示されやすいジャンル(ワード)を“仮説として”予測する。

□ 出力をNotebookLMに移し、スライド→PDFまで一気通貫で形にする。


① 前記事のプロンプトを流用(プロジェクト機能推奨)

まずは前記事で紹介した「熟練のリサーチアナリスト」プロンプトを使います。プロジェクト機能で管理しておくと、プロンプト・出力・ソースが同じ箱にまとまり、再現性が上がります。


前記事:<ここにURLを入れる>


② 入力するプロンプト

以下をChatGPTに入力(コピペ)します。

石川県のプロポーザル(観光系)で2023年1月1日から2025年12月31日までの3年間で、どのようなジャンル(ワード)が多いか調査して、その傾向を読み解いて下さい。また、全国(地方)の観光系プロポーザルでどのようなジャンル(ワード)が多いかも調査して、石川県とどのくらいのタイムラグがあるか調査して。最後に、そのタイムラグから2026年以降に石川県で公示される可能性の高いジャンル(ワード)を予測してレポートにして下さい。

※AIは「調査した体」で文章を作れますが、網羅性・抽出条件・根拠が薄いまま断定しがちです。したがって、「調査対象」「抽出方法」「推定の根拠」の3点は人の目でチェックしてください。


③ 回答をNotebookLMのソースに貼る

ChatGPTの出力を、そのままNotebookLMの「ソース」に貼り付けます。NotebookLMに移すと、要点整理、章立て、スライド化がスムーズになります。

※公示URL、要綱PDF、自治体資料など一次資料も一緒に入れるとさらに精度が高まります。


④ スライド資料→PDFで落とす

NotebookLMでスライド化し、PDFにエクスポートします。納品物に近い形へ落ちるので、社内共有や提案の叩き台にそのまま使えます。


PDFはこちら:
https://x.gd/QwtQd


【2026年を“予測”で終わらせず、提案の勝率に変えるコツ】

予測が当たるか外れるかより重要なのは、公示仕様が寄ってくる方向に、提案の型を先に作れるかです。たとえば次のように、ジャンル(ワード)を“提案メニュー”へと企画します。

◎ 観光データ基盤・効果測定が増えるなら:
DMP/CRM/ダッシュボード/KPI設計までを一体パッケージ化。

◎ テーマ特化×SNS/インフルエンサーが増えるなら:
食・体験・工芸などテーマ別に、撮影→投稿→広告運用→分析の型を用意。

◎ OTA/旅行会社連携が増えるなら:
送客導線(予約)まで責任範囲を広げた提案書テンプレを作る。

◎ 広域連携が増えるなら:
共同体制(権利処理・二次利用・素材管理・運用分担)を先に設計して差を付ける。


【まとめ】

この手法は未来を当てにいくものではなく、公示文面の傾向から「次に来そうな要件」を仮説化し、提案の準備を前倒しするための型です。2026年に出やすい仕様を先に想定しておけば、公示後に慌てて情報収集から始めるのではなく、企画の磨き込みと資料の精度に時間を使えます。

石川県に限らず、どの地域でも「過去公示→頻出ワード→全国比較→タイムラグ→仮説」という流れはそのまま転用できます。まずは1本、実際の案件エリアで回して、出てきたジャンル(ワード)を自社の提案メニュー(データ運用、SNS運用、送客設計、広域連携など)に翻訳してテンプレ化してみてください。

<Information>
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