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2026/02/05

相談したいのに整理できないときに。GPTs「問題解決の天才くん」の使い方

筆者/喜多 辰徳

仕事をしていると、毎日のように小さな問題が出てきます。数字が落ちた、進行が遅れた、相手の反応が悪い――でも、いざ相談しようとすると手が止まる。上司や先輩は忙しそうだし、何より自分の頭の中が整理できていないから、うまく説明できないんですよね。

「結局、何が問題で、何を聞けばいいんだっけ?」となったときに使えるのが、GPTs「問題解決の天才くん」です。この記事では、モヤっとした課題を“相談できる形”に整える使い方を、テンプレ付きで紹介します。

GPTs「問題解決の天才くん」
https://chatgpt.com/g/g-67bf1ea2640c81918963066e9cf87298-wen-ti-jie-jue-notian-cai-kun


問題解決の天才くんは「答え」じゃなく「整理」と「次の一手」を作る

GPTsは、指示・知識・機能を組み合わせて特定用途に寄せた“カスタム版ChatGPT”です。問題解決の天才くんの価値は「正解を当てること」より、ぐちゃっとした状況を、意思決定できる形に変えるところにあります。具体的には、だいたいこの順番で進みます。

  1. いま起きていることの整理(何が事実で、何が解釈か)

  2. 論点の分解(どこがボトルネックか)

  3. 原因仮説の列挙(決め打ちしない)

  4. 打ち手の比較(優先順位・リスク・必要データ)

  5. 「次に何をするか」を1〜3手に絞る


どんな相談に向いてる?

「経営から販促、採用、組織づくりまで幅広く相談できます。特に強いのは、状況整理→論点分解→打ち手の優先順位づけまでを一気に進められるところです。」

たとえば、こんな“モヤっと課題”に相性がいいです。

・販促:CPAが悪化、CVRが落ちた、提案が刺さらない
・採用:応募が来ない、面接辞退が多い、要件がブレる
・組織:会議が長い、意思決定が遅い、役割が曖昧
・経営:優先順位が決められない、やることが増えすぎている


すでに原因と打ち手が固まっている場合は「壁打ち・抜け漏れ確認」として使うのが向いています。


まずはこのテンプレで投げるだけでOK

GPTsでも入力が曖昧だと、AIは空白を推測で埋めます。最初はテンプレで“材料”を渡すのがおすすめです。

コピペ用テンプレ(機密情報は控える)

【状況】
・いま起きていること:
・いつから:

【目標】
・どうなれば成功か:
・期限:

【制約】
・使える人/時間/予算:
・やってはいけないこと:

【現時点の仮説】(あれば)
・原因っぽいもの:
・すでに試したこと:

「忙しそうで聞きにくい」状態でも、このテンプレが埋まると、上司/先輩に聞くときの質問も自然に“短く・鋭く”なります。


失敗しない使い方:AIの出力をそのまま採用しない

実務で事故るのは、だいたいここです。おすすめの確認手順は固定でOK。

・前提は妥当か?(事実と推測が混ざってないか)
・根拠は何か?(どのデータで判断するのか)
・反証は?(逆の可能性は?)
・検証は?(最小コストで確かめる方法は?)
・次の一手は?(今日/今週/今月でやること)


この5点を返答に対して必ず投げる。これだけで“それっぽい一般論”が実行プランに変わります。


まとめ:相談できない時こそ「相談できる形」に整える

問題解決の天才くんは、悩みを魔法で消す道具ではありません。でも、あなたの頭の中を勝手に整頓して、次の一手を“比較可能な形”にするのは得意です。

今日のモヤっと課題を、テンプレで1回投げてみてください。返ってきた内容をそのまま採用せず、「前提・根拠・検証・次の一手」まで詰める。これが一番堅く、再現性が高い使い方です。

<Information>
生成AIを社内で使い始めるときに詰まりやすいのは、ツール選びより「入力していい情報」と「運用のルール」です。貴社の状況を伺い、最小限のルールと最初の一歩を30分で整理します。情報収集だけでも歓迎します(オンライン可)。
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