「この記事、社員に読んどいてって送っても誰も読まないんですよ」。地方の経営者と話すと、よくこの声に出会います。情報はあふれているのに、現場まで届かない。その壁を、えーたんさん(@ai_jitan)が公開したGPTs「〇選系図解生成」が、鮮やかに越えてきました。
今回は、このGPTsに「AIのチカラ」の既存記事をそのまま流し込んで、実際に1枚のインフォグラフィックが数分で仕上がるかを検証します。読み終えたときには、あなたの手元の◯選記事が「配れる1枚」に変わる手順が掴めるはずです。
「〇選系図解生成」とは何をしてくれるGPTsか
えーたんさんが公開したこのGPTsは、◯選型の記事テキストを入れると、選択肢の数に応じて最適なレイアウトを自動で選び、日本語テキストが潰れないインフォグラフィックを出力してくれる仕様です。
裏側ではNotebookLMとChatGPT Image 2.0(ChatGPT上で利用できる画像生成モデル)の組み合わせを想定しており、入力情報の正確性と、描画の美しさを両立しようとする設計になっています。えーたんさん本人のX投稿では、3〜4選は横並び、5〜6選は2×3グリッド、7〜9選は3×3グリッドといったレイアウトの自動分岐が紹介されていました。

画像:えーたんさん作成のインフォグラフィック
この「選択肢の数で見せ方が変わる」仕様こそ、◯選系コンテンツが抱える比較しにくさを根本から解きにいく発想です。次のセクションで、実際に試した流れを追います。
手順:AIのチカラの既存記事を1枚に変える
今回素材にしたのは、自社メディア「AIのチカラ」の既存記事です。
・記事:石川県の中小企業が使えるAI研修の補助金7選
・URL:https://ai-no-chikara.com/posts/ishikawa-ai-training-subsidy-guide
手順は拍子抜けするほど単純でした。
えーたんさんのGPTsを開く(https://chatgpt.com/g/g-69e936c3840081919eb018c7c047c0b9 )
「AIのチカラ」該当記事の本文をコピペして送信
数分でインフォグラフィックが生成される
出力されたのは、7つの補助金が3×3グリッドに整列し、補助金名・上限額・対象者・締切が一目で比較できる1枚でした。元記事は長文で、読み切らないと比較できなかった情報が、スクロール不要で収まっています。

この時間圧縮こそが、現場で効く価値です。続けて、地方中小の現場でどう効いたかを見ていきます。
地方中小で効く理由:「読む記事」から「配れる記事」へ
筆者がお付き合いする石川県内の中小企業経営者の多くは、情報収集そのものよりも「社内共有」で止まります。社員に記事URLを送っても読まれない、会議で長文を読み上げても伝わらない。現場は、整理された1枚を求めています。
インフォグラフィック化のメリットは、次の3点に集約されます。
・朝礼やミーティングで1分以内に論点共有できる
・取引先に渡しても読む負担を押し付けない
・比較軸が視覚化されるので、議論が「どれを選ぶか」に一気に進む
◯選系記事は、本文で網羅性を担保しつつ、インフォグラフィックで意思決定を加速させる二段構えにできるわけです。
FAQ
Q1. このGPTsは無料で使えますか?
A. GPTs自体は公開されていますが、実用利用にはChatGPTの有料プラン(Plus以上)が必要です。画像生成機能を含むためです。
Q2. 日本語のテキストは綺麗に出ますか?
A. ChatGPT Image 2.0は日本語描画精度が大幅に向上しており、筆者の検証でも補助金名・金額・締切すべて読める状態で出力されました。
Q3. どんな記事でも使えますか?
A. 「◯選」「比較」「一覧」のように並列の項目が明確な記事に向きます。物語性の強い読み物には不向きです。
Q4. 生成された画像は商用利用できますか?
A. OpenAIの利用規約上、生成物は原則ユーザー側の利用が認められています。ただし素材記事の著作権や、画像内に含めた固有名詞の扱いは各自で最終確認してください。
Q5. 何選まで対応できますか?
A. えーたんさんの仕様解説では、3〜4選から10〜12選までレイアウトが自動切替されます。それ以上の数は視認性を考え、テーマ分割を推奨します。
まとめ
・◯選系記事はインフォグラフィック化で「配れるコンテンツ」に進化する
・えーたんさんのGPTsを使えば、既存記事のコピペから数分で1枚絵が完成する
・地方中小の現場では、この1枚が意思決定を大きく早める
まずは手元の◯選記事を1本、このGPTsに流し込んでみてください。次の社内会議で配るべきは、URLではなく、その1枚です。
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