AIに頼んだ長い作業が、パソコンを閉じた瞬間に止まってしまった経験はありませんか。2026年9月23日(米国時間)、Claude Codeを自分のパソコンではなくクラウドで動かす「クラウドセッション」が正式版になりました。パソコンを閉じても作業が続き、スマホから進み具合を確かめられます。ただし、手元のパソコンに置いた設定の一部はクラウドに持っていけません。
この記事では、期限つきの無料クレジットの受け取り方と、クラウドに任せる作業の選び方を整理します。
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クラウドセッションで何が変わったのか
これまでのClaude Codeは、基本的に自分のパソコンの上で動いていました。パソコンを閉じたり電源を切ったりすると、作業もそこで止まります。
クラウドセッションでは、Anthropicが管理するクラウド上の環境で作業が進みます。パソコンを閉じても作業は止まらず、ブラウザ(claude.ai/code)やスマホのClaudeアプリから、指示を追加したり結果を確かめたりできます。
・使えるプラン:Pro、Max、Team、Enterpriseの一部の席
・始め方:ブラウザ、スマホアプリ、デスクトップアプリ、ターミナルのどれからでも開始できます

無料クレジットの受け取り方と期限
正式版になったことに合わせて、既存のProとMaxの契約者に、クラウドセッション専用のクレジットが1回だけ配られています。
・金額:Proは100ドル、Maxは250ドル
・受け取り期限:日本時間の10月8日15時59分
・有効期限:日本時間の11月5日16時59分
・受け取り方:claude.ai/codeの案内から受け取るか、ターミナルで「/claim-credit」を実行します

クレジットは普段の利用上限とは別枠で、クラウドセッションを始めると自動で先に使われます。ただし、クラウドセッションを始めるにはGitHubとの連携が必要です。受け取りだけ済ませても、連携しなければ使えない点に注意してください。
クラウドに持っていけないもの
見落としやすいのが、自分のパソコンにだけ置いている設定です。公式ドキュメントによると、クラウドセッションはGitHubから作業フォルダを複製して動くため、パソコン側にしかないものは読み込まれません。
・自分のパソコン全体に効かせている共通ルール(ユーザー設定のCLAUDE.md)
・自分のパソコンだけに入れたスキルやサブエージェント
・自分のパソコンだけに追加したMCPなどの連携
・ブラウザでログインして使う認証の仕組み

筆者も、全プロジェクト共通のルールを自分のパソコンの設定フォルダに置いています。このままクラウドで動かすと、そのルールを読まないまま作業が進みます。持っていきたいルールやスキルは、作業フォルダの中の「.claude」フォルダに移して、GitHubに一緒に置くのが公式の案内です。
任せる作業と手元に残す作業を分ける3つの質問
全部をクラウドに移す必要はありません。作業ごとに、次の3つを確かめると仕分けやすくなります。
質問1:手元のパソコンにしかないファイルを使うか
請求書のフォルダやデスクトップの資料など、GitHubに置いていないファイルを読む作業はクラウドには向きません。手元に残します。
質問2:ログインが必要な画面を操作するか
管理画面やブラウザでログインしてから進める作業は、クラウドでは同じようにできない場合があります。これも手元に残すのが無難です。
質問3:作業に必要なものを、GitHubに置いてよいか
社内マニュアルの表記統一、見積書のひな形の整形、社内向け資料の下書きのように、材料とルールをまとめてGitHubに置ける作業はクラウドに向いています。
3つの答えが「使わない・しない・置いてよい」になった作業から、クラウドに任せると失敗しにくくなります。
最初の1本の試し方
・GitHubのアカウントを作り、試したい作業フォルダを置きます
・claude.ai/codeを開き、GitHubと連携してクレジットを受け取ります
・止まっても困らない作業を1つ頼み、パソコンを閉じます
・あとでスマホから結果を確かめ、ルールが守られているかを見ます

ルールが守られていなければ、持っていけない設定が原因の可能性があります。作業フォルダの中にルールを移してから、もう一度試してください。
よくある質問
Q. クレジットを使い切ったら料金が発生しますか?
使い切ったあとは、普段のプランの利用上限の中で使う形に戻ります。公式ドキュメントでは、クラウドの環境そのものに別料金はかからないと説明されています。
Q. GitHubを使ったことがなくても始められますか?
始められます。ただしアカウント作成と連携の手間がかかるため、受け取り期限の直前ではなく早めに準備してください。
Q. Teamプランでもクレジットはもらえますか?
クラウドセッション自体はTeamプランでも使えますが、今回のクレジットの対象はProとMaxの契約者です。
まとめ
Claude Codeのクラウドセッションは、パソコンを閉じても作業が続く仕組みです。無料クレジットは日本時間の10月8日15時59分までに受け取る必要があり、使うにはGitHubとの連携が必要です。自分のパソコンにしかない設定は持っていけないため、3つの質問で作業を仕分け、止まっても困らない作業から試してみてください。
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